整えた自宅でのリモートワーク環境
タイトル
整えた自宅でのリモートワーク環境
概要
リモートワークを始めて、一旦自宅の環境が落ち着いてきたのでメモ
背景
- 会社全体でリモートワークが始まった。もちろん私のチームも。
- 家では作業環境がなかった(必要もなかった)ので、マシンを置くスペースが必要になった。
- アプリを作る仕事をしているので、どうしても機材やケーブルが多く、ごちゃごちゃしがち。机が狭くなる。
- ストレートネックの頭痛持ちなので、作業しやすい姿勢にすると仕事の効率がかなりアップする。
ことから、机周りを中心に改善してみた。
コンテンツ
スタンディングデスク
元々職場ではアームで高さを出して立ったまま仕事をしていた。
自宅ではダイニングテーブルで仕事をしていたけど、
今回を機にスタンディングデスクにしてみた。
自分の肘の位置を基準に机の面の高さを調整できるため、楽な姿勢で仕事できる
立ちっぱなしで疲れたら、丸椅子で小休止。
ガッチリとした椅子は場所を取るので、スタンディングデスクにして正解だった。
スタンディングデスクは重量があるため、床の保護目的で防音ジョイントマットを敷いた。
一日中床に立ちっぱなしよりは、楽な気がする。
会社ではクロックスを履いて立ちっぱなしだったけど、感覚的には同じくらいの疲労度。
スタンディングデスクはすごく良かった。
ただ、それだけだと目線とモニタの高さが合わず、
ずっと首を曲げて作業しなければならなくなる。
そこで、モニターアームを使用。
モニタアームで目線に合うように位置を調整
普段はノーマルiMacを使用している。VESAマウント型でもない。
そうすると、iMacをVESAのアームに取り付けることができないのだけど、
iMac用のモニターアームを見つけたのでそれを使っている。
スタンディングデスクと組み合わせると、天井くらいまで高くできた(やらないけど)
分割キーボード
肩こりがひどいので、以前から分割キーボードを使っている。
最終的にはパームレストがついているこのこのキーボードに落ち着いている。
専用のTrackPadやTrackPointモジュールも発売予定だけど、
しばらくは
- UltimateHackingKeyboardのマウス操作モード
- ピンチ操作をしたいときだけTrackPad
という使い分けをしている。
Macbookを使う時も、基本はKarabiner-Elementsでキーボードをマウスポインタ操作に割り振っていて慣れているので、
一日のほとんどの時間、TrackPadを触ることはない。
自分の肩の関節の位置に左右のホームポジションがあると肩こりしにくいことが分かった。
CO2メーター
職場でも計測していた二酸化炭素測定器。
経験上、二酸化炭素濃度が高いとパフォーマンスが落ちる気がしたため、常に表示している。
(就寝時にも濃度が高いと回復しにくい気がした。)
これも両面テープで貼り付け。
机を置いた場所が、たまたまた換気口のすぐ近くだったのがラッキー。
ちょうど部屋の位置の対角にあるキッチンの換気扇を弱モードで一日中回している。
そうすると、一日を通して600ppmを超えることがなくなった。
さらに、一日中家にいるので、余っていたPM2.5フィルタを全ての換気口に取り付け。
1週間もするとかなり汚れていた・・・
が、特に効能は感じてない。
フィルタに汚れがついてるってことは、部屋に入るはずだったチリが入らなくなったってことかな?
計測する方法がないけど、まだ余ってるので引き続き使ってみる。
加湿器・エアコン
4月の上旬はまだ寒い日もあり、弱目にエアコンをつけている。
弱とはいえ乾燥はするので加湿器は必須。
50%を目指して加湿しているけど、強くない加湿器なので
エアコンを強風にすると40%を下回ることも多い。
今シーズンはこのまま使い、冬になったら大型の加湿器に変えた方がいいかな?
SideCarでセカンドディスプレイ代わり
iPadをセカンドディスプレイ代わりに使っている。
もちろん手書きメモを取りたい時はiPadOS上のOneNoteを起動するけど、
それ以外の時間はセカンドディスプレイとして使っている。
主な用途は
- Androidエミュレーター・iOSシミュレーターを表示
- IDEの検索結果ウインドウだけSideCarで表示
- Chromeのinspector、Charles、流しっぱなしにしたいログをターミナルで表示
- macOSのPreviewアプリで、注釈をつけたりといった画像編集(ApplePencilが使えて便利)
など、メインのIDEは表示しっぱなしにしたいけど・・・って時に便利。
使ってるのはiPadPro11インチ。ほとんど持ち運びはしないので、買い換えるタイミング(来るのかな?)があったら12.9インチを買うと思う。
机の上に置いただけだと首が疲れる。そのためタブレットスタンドで高い位置に置いている。
メガネケースでさらに微妙な位置調整。
USBハブを両面テープで貼り付け
ケーブルをまとめる意味合いも含まれる。
- iMacのポート類は背面にのみ
- 機器の都合上、ケーブル抜き差しではなくオンオフで機器の接続を管理したい
という理由から、USBハブを二つiMacの前面に貼り付けた。
スタイリッシュではないけど便利。
ケーブルをまとめる
モバイル開発をしていることもあり、ケーブルが多くなりがち。
机の上にケーブルが散らかっていると、
- 使える面積が減る
- ごちゃごちゃする
というデメリットがあるため、なるべくケーブルをまとめている。
- 電源タップ類はなるべく机の裏や見えない位置に配置。
- iMacの背面にケーブルを貼り付け。
まだプラプラしてるけど、仕事には影響ないので、気分転換したくなった時に整理しよう。
サブマシン(長時間ビルド及びテレビ会議用のマシン)
古いマシンをテレビ会議・チャット用のマシンとして使っている。
私のチームでは一日中テレビ会議サービスを繋げっぱなしにしているので、
地味にマシンパワーを使ってビルドが遅くなる。
カメラが捉える構図を自由に変更できるのもメリット。
なるべく室内は映さずに、自分+壁が映るようにしている。
DuetDisplayでサブモニタ化を試してみたけど、遅延が発生したり
文字がくっきり見えなかったのでサブマシンをモニタに転用するのはペンディング。
アームで浮かせているので机を広く使える。
開発中に検証用の端末を並べたりするので、そのスペースを確保できるのもよかった
まとめ
腕の高さと目線の高さを自由に調整できるスタンディングデスク+アームは最強の組み合わせで、
さらに分割キーボードを使うと疲れにくく仕事ができる。
予定外の出費は痛かったが、何時間でもコーディングできることを考えると安い。
その結果、一日14時間くらい仕事しちゃうのだけど、
エンジニアとしての成長に時間を使えるようになったから、まーいいかな。